ドレンとオイル量、毎日の点検・チェックお願いします!

2018/04/25

コンプレッサーの点検・チェックは毎日されていますか?
「何を点検すればいいの?」とお考えの方、メーカーの取扱説明書や当ショップのサイトでもご紹介しておりますので、ご参考ください。
タイトルにもありますように、ドレンとオイル量の点検チェックは毎日お願いします。

ドレンの点検


コンプレッサーのドレンは空気タンクやドライヤ、エアー配管などいたるところから発生します。
場所や目的によってドレン処理を行わなければなりません。

ドレンをきちんと排出しないと、
・空気タンクのサビ、腐食
・エアーにドレンが混ざる

など、コンプレッサーの故障の原因にも繋がります。

空気タンクのドレン

小さい空気タンクが付いているコンプレッサーの場合です。
大気から圧縮空気になる過程で、必ずタンクを通ります。その際ドレンが発生し、空気タンクに溜まっていきます。

タンクドレン

空気タンク部分は鉄で出来ていますので、サビや腐食の原因になります。
何年もドレンを排出しないと、空気タンクに穴が開いてしまった事例もございますので、毎日必ずドレンを排出してください。

ドライヤのドレン

ドライヤからのドレンは、ドライヤで取り除きます。
ドライヤには、自動でドレンを排出するドレントラップが付いています。

パッケージ式ドライヤ付コンプレッサーの場合、空気タンクとドライヤにドレンが溜まります。
ドライヤは自動で排出されますが、空気タンクに溜まったドレンは手動で排出してください。

ドライヤドレン  
ドレントラップはこちら
給油式コンプレッサーのドレン処理

給油式コンプレッサーの場合は、油が含まれております。
これらのドレンが排出し、田んぼなどに流れ出ると環境や生物などに悪影響を及ぼします。
油膜というのはとても薄く広まるため、少量の油分でも影響が大きいです。
ですので、油が含まれている場合、そのままドレンを捨ててはいけません!!

弊社では、簡単にコンプレッサーのドレンを水分と油分に分離できます、ピコドレンも取扱っておりますので、そちらもご検討ください。

 
ピコドレンはこちら

オイル量の点検

給油式コンプレッサーをお使いの方は、オイル量も毎日確認してください。

■チェック項目■

①オイル量の確認
オイル不足は一大事です!コンプレッサーが故障してしまいます。
絶対にオイルは切らさないようにしてください!

②減り具合の確認
オイルの減りが早い場合は、部品が消耗している可能性があります。
トラブル回避のためにも必ず点検をお願いします!
レシプロコンプレッサー・パッケージ式コンプレッサー
油面計
※パッケージ式コンプレッサーはボックスの中の本体に油面計が取り付けられております。
スクリューコンプレッサー
レベルゲージ
 
コンプレッサーオイル